| ▽ 思 い 出 の こ の 1 匹 ! ! |
| 森田 秀一 底物歴5年 |
| 2002年の柏島は、3月中旬から順調に石鯛の乗っ込みが始まり、ムロバエ・赤バエ・幸島の各磯で大型石鯛が当たっているとの情報があった。 今シーズン初めての底物で楠瀬会長と2人で出かけた。 4月4日午後9時に柏島の港に着き、明日の餌の赤貝を割り、車で明日の釣果の前祝をして仮眠を取った。 4月5日朝、黒潮渡船の黒田澄夫船長が久しぶりの私達を笑顔で迎えてくれ、気持ち良く出港した。天候もよく心地良い船の揺れを感じながらムロバエ群礁に向かった。アンパンに4人降ろした後、黒田船長が私達に「沖ナガ」行きを勧めた。船長が水温19.5度と告げる。すぐに沖の長ハエに渡礁し準備を始めた。会長は船着きに、私は胴に釣り座を構えた。一ヶハエ方向から真横に流れる非常に速い下り潮に仕掛けが落ち着かず苦戦していた。 釣り始めてから1時間程して少し潮が緩くなった時、会長が「足元に仕掛けが落ち着いて当りがあった。」と赤貝を数珠掛けしていたあたりに大きな噛み痕が付いたワイヤーハリスを見せた。 |
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| とその時、私の仕掛けが今まで攻めていた棚より深い所に落ち着いた瞬間、手持ちで構えた竿にガガンと当たってきて竿先を重く押さえ込んだ。礁の斜面に平行になるまで抑え込んでいた竿先が船着きの方にひったくられ竿先が磯にヒットした。瞬時に合わせを入れると強烈な締め込みがきた。腰を落としてためていると魚が船着きの角を回リ道糸が磯に擦れそうになり、すぐに船着きに移動した。魚との距離を少しでも縮めようと必死に竿を起こしリールを巻くと海面近くで大きな銀色の魚体が反転した。最後の締め込みをかわし海面に現れたのは、今までにない大きな銀ワサだった。すかさず会長が瀬ずれワイヤーを持って引き上げてくれた。時計を見ると7時35分。 ちょうど磯の沖で見守っていた渡船を呼び、魚を持って飛び乗り、手尺で計測すると65cmはありそうだった。船長と会長に祝福の言葉をいただき最高の気分だった。 その後また潮が速くなり、午後3時まで粘ったが、この1匹だけだった。 2002年4月1日から6月30日の間行われる全磯連第13回イシダイ選手権にエントリーしていたので、行きつけの釣具店「つり天」で検量すると体長66.5cm 体重5,750gの銀ワサであった。 2002年11月中旬に全磯連本部からイシダイ選手権3位入賞の通知があり、またまたビックリ。私の釣り人生において一番の思い出の1匹となった。 これからも、更なる大物を狙って磯に通う日々が続きそうだ。 |
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| 2003年3月吉日 | |
| 島内 大輔 底物歴4年 |
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私の思い出の1匹は、2年前に遡ります。森田副会長と同時に始めた底物も丸2年間イシダイを釣る事が出来ませんでした。もう底物はやめようかと思い、森田副会長に相談すると、「がまかつハイパーターナーを買うと、もれなく大型のイシダイがついてくる。竿おろし2投目でイシダイが釣れた。」という言葉を信じて同じ竿を密かに手に入れていました。2000年5月25日 鵜来島高見渡船に乗り、姫島北の磯回りで名礁ツブラバエに一人での渡礁でした。この磯は、1999年5月7日に楠瀬会長と森田副会長が月刊釣り情報の取材で、森田副会長が銀ワサを釣り上げ6月号の表紙を飾り、その本を読んで磯について研究していたが、一人での釣行で多少の不安があった。この日は、丸サゲ方向から速い潮がハエにぶつかって右に流れる状態で、潮の速さに苦労しながら、打ち返しを繰り返すが赤貝の餌には当たりがなく時間が過ぎていった。 |
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携帯電話で楠瀬会長、森田副会長に状況やポイントのアドバイスを受け、辛抱強く打ち返していた。納竿が迫った13時過ぎ、潮が緩んだ一瞬だった。竿受けにセットされた竿が海中に突き刺さった。渾身の力で竿を起こし、必死の思いでリールを巻くが強い締め込みに襲われ、前下がりの不安定な足場に腰を落としやっとしのいだ。無我夢中でリールを巻き、最後の反撃をかわし海中から姿を現したのは、60センチを超える見事な銀ワサでした。ストリンガーに掛けたこの魚を眺めながら、この1匹で2年間の苦労が報われたと心の中で思った。初めてのイシダイ 62.0cm 4,600g、私にとって生涯忘れる事の出来ない1匹になりました。また、このイシダイで全磯連J.I.T第12回全日本イシダイ選手権大会 イシダイの部で11位入賞を頂きました。(2002年3月10日) |
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| 田所 稔 底物歴2年 |
| 今年4月から好調にスタートした柏島の乗っ込みイシダイ。 連日のように黒潮渡船のホームページに大物の釣果が掲載されていました。ムロバエ群礁のカブトでは、10日前に71cmのビッグサイズのイシダイがあがっているのを確認していたので、釣行計画を立てていました。 5月25日、柏島ムロバエ回りに土佐磯友会釣友の那須和男氏と内心興奮気味で釣行。黒潮渡船に乗り念願のカブトに2人で渡礁。当日は水温19度、少しうねりがあり速い下り潮が赤バエ方向に流れるコンディションでした。 赤バエ方向の下り潮の舞い込みに赤貝のチップを撒きピトンを打ちました。本来カブトは上り潮がベストなので、この日は条件的には朝まずめはあまり良くないなと思っていました。赤貝の剥き身を5個くらいの数珠掛けにし第1投目を15m位先の舞込みに仕掛けを入れアタリを待ちました、しかし2、3度同じポイントに入れてもあまり本命らしきアタリはなく付け餌の赤貝も残ってくる状態でした。 |
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奴は突然現れた!!仕掛けを入れてピトンにセットし比較的高いところで赤貝を割りながら竿先を見ていると、ガツガツギュン一気に私の竿は海面に刺さった。素早く反応し合わせを入れるが強烈な締め込み、両手でおこして少しでもリールを巻く、4、5回リールを巻いたところで、次の瞬間わたしの腰が浮くような締め込み、いかんと思った時後ろで那須氏の手が私をつかんでいてくれました。さすがファイアーマン頼りになります。後は2度の強烈な締め込みを無我夢中でかわし、カウンターが7メートルになったところで海中を見ると、荒々しい姿の奴がいた。次の瞬間素早く那須氏が抜き上げていました。足元に横たわる奴は精悍な顔つきのビッグな銀ワサでした。 その後、那須氏に1度いいアタリがあったものの走らず時間が過ぎ、納竿となりました。 体長65.5センチ 体重4.5キロの銀ワサ、私の思い出の一匹となりました。 |
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